2022年04月05日

フォーゲットミーノット

 春色になった公園の花壇にワスレナグサの花が咲いていました。
 花弁はごく小さなマメの粒ほどです。パステルブルーの花色が心をゆすります。

 わたしを忘れないで。

 小さな青い花を見ているといろいろなことが浮かんできます。
 心の痛みを感じたときのことを思いだすのはこの青い花にまつわる悲しい物語のせいでしょうね。ちょっとセンチな気分になります。

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 枝を伸ばし重なってうつくしく咲き誇って楽しませてくれたサクラはもうすっかり散ってしまいました。
 ほんとに潔いですね。

 もう4月です。すぐに、もうずいぶん前に亡くなった母の命日がやってきました。

 そういえば、父が亡くなったのは2月、まだ寒さきびしい立春のころでした。Satoshiの父親が逝去したのは少しあたたかくなってきた啓蟄のころのことです。母が息を引きとったのはサクラの花吹雪が舞い散ったあと。兄が他界したのは若葉がみずみずしいさわやかな5月でした。

 みんなはやく逝ってしまいました。もちろん亡くなった時期はそれぞれ違いますが、わたしにとっては、冬の終わりから初夏にかけての季節の移ろいと身近な人の死が深く結びついています。

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 覚えているわ、ずっと。
 いろいろ話したことや、起きたこと、あの日の風の強さや思わず見上げた空の色も。

 今年は兄が亡くなってから49年目。50回忌の法要を行います。

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posted by shebrokeherwrist at 22:17| Comment(0) | 女性シニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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