2021年04月24日

4月から通っています

 
 新緑がきれいですね。

 梅雨のころは白やピンクやうす青のアジサイの花でうまる、芝公園の狭い通り路もいまは一面みずみずしい緑。伸びた葉っぱのあいだからやわらかな光がこぼれます。
 小路を通り抜けるだけでも体のなかがきれいになりそう。

 そんな新緑のころ、毎年友だちからスズランが届きます。
 一束とって小さな花瓶にさします。
 緑と白の色あいがすがすがしい感じ。

 大好きな季節。短いけれどもじゅうぶん楽しみます。

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「ふう。やっぱりちょっと疲れますね」
 赤坂にある病院のリハビリ施設で、マシンによる筋トレやストレッチなど機能回復訓練(70分間)を終えて帰ってきたSatoshiの感想はため息まじり。なにやら浮かぬ顔です。

 4月初めから彼は、週に2回、デイケア(通所リハビリテーション)に通っています。

 Satoshi はいま要支援2です。今年、介護保険が見直されて、4月からはこれまでのように理学療法士さんによる訪問リハビリが受けられなくなったのです。

 肺がん手術のあとの感染症で背中の神経に損傷を受けて手術、車椅子でリハビリテーション病院へ転院。退院してから訪問リハビリがスタートしました。6年前のことです。

 杖をついて少し歩けるようにはなっていたものの、スタートしたころはまだ頭から腰までをカバーするまるで鎧のようなコルセットを着用。少し動くと息が上がり、パルスオキシメーターの数値が90を切る、そんな状態。

 週2回、6年間で2人の若い療法士さんのお世話になりました。

 いまでも、歩き始めるときはいつも、ちゃんと歩けるかどうか不安を感じてしまうそうですし、ダメージを受けた肺のせいですぐに息が上がってしまいます。

 それでも、おかげさまで見た目はふつうの元気な人。毎日朝はやく1時間ほどの散歩をし、コロナ禍のなかでも、できる範囲内の活動に参加しています。

 そう。
 今回の介護保険の見直しは、もし通えるくらい元気ならリハビリは自分がでかけて行ってやってね、お願いします、ということなのですね。

 新しい療法士さんたちとのコミュニケーションは始まったばかり。

 これまでのリハビリは慣れた家のなかで行う一連の動作だったのでSatoshiの動きもわりあい安定していましたが、慣れない施設では勝手が違います。マシン間の移動などでつい足元がふらついたりすると自負心がちょっぴり傷つきます。

「しかも病院がね、だらだらの上り坂の先にあるんだよ。だいぶ慣れてはきたけど、初めのころは歩いていると息ができなくなるくらい苦しくてね」

 ああ、浮かない顔のいちばんの原因はそれだったのね。

 うーん、試練ですね。
 たいへんだけど、むりをせず続けていればいまより柔軟な体になるかもしれない。
 ガンバ!

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posted by shebrokeherwrist at 12:26| Comment(0) | 女性シニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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