2020年04月22日

スーパーがたいへんですよ!

 お天気のよい日。ゆっくり歩いて30分、気分転換にでかけた芝公園でも途中の通り道でもハナミズキが満開でした。

 サクラのあとにおだやかに咲く花、ハナミズキ。白やピンクの花に見えるのは苞と呼ばれる花をまもるための葉で、その真ん中に見えるのがほんとうの花だそう。
 花よりきれいになった葉っぱ。おもしろいですね。

DSC_69051.jpg

 自粛の日々が続いていますが、毎日曜日にはSatoshiといっしょに西新宿の近くにある彼の実家にでかけます。

 1人で住んでいる義妹Sakuraのようすを見るのが主。そして料理好きの彼女がほしいと思う、野菜など1週間分の食材や日用品の買いものの手伝いをするためです。

 3人でお茶しておしゃべりしたあとは、大きめのショッピングカートをコロコロ引いてスーパーマーケットへ。

 Sakuraは自分の体でインスリンをだすことができなくなる1型糖尿病で、インスリン療法が必要ですが、食事療法も欠かせません。

 10分ほど歩いてスーパーに着いたとたん低血糖になって汗が吹きだし苦しくなったり、血糖値の変動がはげしい状態が続いていることや、まっすぐで頑固な性格もあいまっているのか、彼女はその食事制限を(感心するほど)きっちりまもるよう努力しています。

 そのため、食べものや飲みものを選ぶときはチェックがすごくきびしい。食品成分表をじいっと読んで計算したりするので1つ1つの買いものにかける時間がすごく長くなります。

 じっくり品ものを選んでいるあいだ、Satoshiとわたしは彼女との間合いを見ながらなるべくじゃまにならないところでお店のカートを押しながら待っているのですが……。

 あ、ごめんなさい(腕がぶつかってしまいました)。
 あ、あ、すみません(前をふさいでいました)。

 小さい子どもをつれたお父さんやお母さん、若いカップル、小中学生くらいの兄弟、おばあさんの車椅子を押している息子らしい中年の男性やマスクなしのお兄さん……。
 売り場もレジも人が多くて、人とのあいだに適正な距離をとることもできず、気が気ではありません。

 おまけに、片肺が小さいのでふだんから息がハアハアあらくなりがちなSatoshiは、マスクをしているとよけい息がしにくいため、つらそう。

「ねえ、人が多すぎない? あ、わたしたちだって3人そろって来ているんだから文句言える立場じゃないけど」
 Sakuraも困惑した表情です。

 そう。なんでこうなるの、と思うけれども誰も責められません。自分たちも新型コロナウイルスの感染リスクが高まる「密」の状態をつくるのに加担しているのですから。

 3人のうち、わたしを除いた2人は感染すると重症化する心配もあります。次週から、いままでなんとなく習慣になっていた週末をやめて週の半ばごろ買いものに行くことにしました。

 また1つ、生活のリズムが変わります。

DSC_69441.jpg



posted by shebrokeherwrist at 21:29| Comment(0) | 女性シニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月07日

いつもと同じ春、いつもとは違う春……

 7都府県に緊急事態宣言が発令されました。
 新型コロナウイルス感染症がもたらした状況はきびしい局面を迎えています。

 人との接し方、手洗いやうがいはもとより、発酵食品や食物繊維をしっかりとって腸内を整え免疫力をアップ。自分自身やまわりにいる人たちのために乗りこえていきたいと思います。

 少し前になりますが、4月3日は母の命日でした。
 亡くなってからもう19年たちます。月日がたつのがはやくて夢のようです。

 この時期は感傷的になるのか、いろいろなことを考えます。
 思いふけりながら芝公園のサクラ並木を歩いていたら、風にゆさぶられたサクラの花びらが足もとにひらひらと舞い落ちてきました。

 見上げた木々にはまだ多くの花が見えましたが、地面のすみには儚く散って風に吹き寄せられた花びらがいっぱい。

 未練などないように小気味よく散っていくサクラを見ているとなんだか切なくなります。

DSC_67871.jpg

 いま、Satoshiの母親、96歳のTamiちゃんは、去年の夏、病気になって快復したものの歩けなくなり、リハビリのために入所した介護老人保健施設にいます。少し長期になったため別の部屋で暮らしています。

 予想もしなかったことがいっぺんにいくつもおきることがあるのですね。

 Tamiちゃんのリハビリは結局うまくはいきませんでした。
 それでも義妹のSakuraはなんとかよいやり方を見つけて前のようにいっしょに暮らしたいと望んでいたのですが、その矢先にこんどは彼女自身がやっかいな病気(原因不明の1型糖尿病)で倒れてしまいました。いまも血糖値が安定せず、食料や日用品の買いものにもSatoshiの手助けが必要。母親を在宅介護する可能性は遠のいています。

 新型コロナウイルスの感染を防ぐため、いまはお年寄りのいる施設への訪問ができなくなっています。

 先日、Sakuraがようすをたずねるために電話してみたら、スタッフの人が電話口にTamiちゃんをだしてくれたそう。彼女は電話口で、なんども「Sakuraちゃん」と呼んだそうです。

 会いに行けなくてごめんなさい、とあやまるSakuraに、「だいじょうぶ。わたしもわりに忙しいから」、そう答えたというTamiちゃん。

 認知症の症状がある彼女がいまの状況をどれくらいわかっているのかはっきりわかりません。
 それでも、その受け答えのふつうさや、やさしさがSakuraやSatoshiの気持ちをほっと明るくしました。

 久しぶりに折った折り鶴はちょっと不格好です。いろいろなよくないことがはやく消え去り、おだやかな日々が戻ってくることを願っています。

DSC_68201.jpg
posted by shebrokeherwrist at 22:11| Comment(0) | 女性シニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
よろしかったらクリックお願いいたします ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村