2020年01月29日

痛みがうすらぐにつれて

 久しぶりに散歩をしていたら、大きなマンションの生け垣に鮮やかな紅い花が咲いていました。
 寒い冬になると咲き始めるツバキです。
 
 つやつやした深緑の葉とのコントラストが印象的。冬の花らしい、りんとした趣やつつましいうつくしさを感じますね。

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 去年の12月19日、人間ドックを受けた日に、思いもかけず最高血圧188mmHg /最低血圧115mmHg/脈拍数107の測定値がでて、高血圧症では? という結果報告書が届いてから1か月以上たちました。

 考えてみればあの日はサイアクでした。

 11月末に骨折した右ひざは動くと痛みましたし、しかも、前日はもろもろのストレスのせいかほとんど眠れず。睡眠不足でぼうっとしたまま杖をついて受診したのですから。

 そう、あのころは自分に対して強い怒りやなさけなさを感じていました。
 
 右ひざを骨折した日は義妹Sakuraの退院日で、やっとこれから……という日に自分の不注意からまったく役立たずの存在に。すべての用事がSatoshi一人の肩にかかってしまったのです。

 ともあれ、その後は毎朝、血圧を測って記録しています。

 12月は、最高は140台、最低は90近くがわりあい目立ったのですが、今年に入ったころから上はおおむね130台、下は80ちょっとに。
1月中旬以降は、上は120台、下は70台で推移。やっとふつうになった、という感じです。

 心臓の働きに少し懸念があるようなので、2月初旬に循環器内科の再検査を受けます。

 それにしても、血圧が落ちついてきたころと、右ひざがだいぶよくなってきたころがみごとにダブります。
 体と心はほんとうにつながっていて正直なのですね。

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posted by shebrokeherwrist at 22:04| Comment(0) | 女性シニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月20日

うれしい、さびしさ

 医療センターの中庭に早咲きのサクラが咲いていました。
 花は少し濃いめのサクラ色です。寒風が吹くなか、ぽつぽつと咲き始めているようすがけなげな感じ。

 少し前になりますが、16日、木曜日はSatoshiの検診日でした。受付をすませ、肺のCT検査まで少し時間があったのでちょっと外へ。

「先週、骨シンチグラフィー検査を受けたときにももう咲いていたよ。かわいいね」
 わりあい日当たりのよい場所にある別の木を指さしながら彼が言います。

 咲いた花のまわりにはやい春の空気が漂います。
 なんだかほっとします。いやされますね。

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 Satoshiが右の肺がん手術をしてから5年たちます。
 手術後膿胸になり胸腔の開窓手術もしました。

 その後、細菌感染によって脊椎を通っている神経にダメージを受けて歩けなくなり、整形外科で、神経を刺激しないように安定させるため金属スクリューを挿入する手術をしました。それから4年半たちます。

 1週間前の9日、血液検査や脳のMRI検査、骨にがんが転移していないかどうかを調べる骨シンチグラフィー検査を受けました。16日の肺のCT検査の結果とあわせて、呼吸器外科の医師の診断を受けます。

「どこにも問題はありません。完全に卒業ですね」
 パソコンの画像データをいっしょに見ながら解説を続けていた先生が、Satoshiの方へおだやかな笑顔を向けました。

 血液検査では、数値に多少のばらつきはあるけれどもそれぞれの内臓機能に問題なし。基本的に健康体、とのこと。脳も正常でがんの転移はありません。

 全身の骨にもがんの転移はなく、脊柱に挿入されたスクリューもしっかり固定されています。
 手術した右の肺は小さくなってはいるものの、そのなかでできるだけ大きく広がってがんばっているそう。肺炎の影も見えません。

 でもすぐ息が荒くなります、なんか具合がよくないんです、と、つい訴えるSatoshiに、
「(呼吸器外科だけでも)あれだけの手術を2回もしたのですから、まだいろいろあるのは当たり前です」
 と、すげなく一蹴。

 あはは。

 転院したリハビリテーション病院を退院してから、整形外科の定期的な経過観察が終了したあとも、呼吸器外科の検診は3か月に1度欠かさず続いていました。

 先生とお会いすることもなくなるのですね。なんだかさびしいです、わたしたちが思わず知らずこぼすと、
「でも、ほんとうは会うことがない方がいいのです。ですから、さびしいけれども、うれしいさびしさ、ですよね……」

 5年で一区切り。
 いままで拠りどころであり、大きな励みになっていた定期検診も終わりました。

 また新たなスタートです!

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posted by shebrokeherwrist at 20:45| Comment(0) | 女性シニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月08日

年に1度の会話

 2020年がおだやかに開けました。
 元旦からおおむねいいお天気の日が続いて、それだけでもなんだかいい気分でしたね。

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 週末の5日、なじみの花屋さんはまだ店を開けていません。我が家の花担当を買ってでているSatoshiは少し離れたところにある、ときどき覗く花屋さんに出かけて赤と白のラナンキュラス(ハナキンポウゲ)を手にさげて戻ってきました。

 軽やかなうすい花びらが幾重にも重なって開きます。かれんな春の花です。

「縁起もののお年賀ももらったよ。なんかうれしいよね」
 同じ花屋さんで去年ももらいました。実りの稲穂を束ねてつくったかわいいお年賀を手にしてごきげん。

 お年賀といえば去年、
〝俳句始めました〟
 そんな一言が秋田県に住む友人からの年賀状にありました。

 わたしは今年の年賀状に、
〝俳句詠むの、楽しい?〟
 と書き添えて送ったのですが……。

 今年彼女から届いた年賀状には、
〝まわりに昔のことを覚えている人が少なくなったので、孫をつかまえてせっせと話して聞かせているんだけど、これがなかなかたいへんなの〟
 と、書かれています。
 
 ふむ。

 まあ、1年ぶりの会話ですからお互いの話がズレてしまうのはしかたありません。でも、バイタリティーのある彼女の人となりはじわっと伝わってきます。
 年賀状のやりとりだけで、もう何十年も会っていないのになんだか近しく感じます。おもしろいですね。

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 松の内が明ける7日、久しぶりに雨がふりました。
 芝公園あたりの道筋に咲いているツワブキも冷たい雨にぬれています。

 遅めの午後、Satoshiとわたしは芝大門にある増上寺へ。
 初詣です。

 あまり混んでいなかったのをいいことに、ゆっくりこの年に望むこと(おもに家族それぞれの体や心の状態について)をお願いしてしまいました。

 新しい守護矢などを手に入れ、おみくじを引きます。
 Satoshiは大吉、わたしは小吉。

 あ、いいかも。
 ほんとうにいろいろありますが、今年もなんとか明るく乗り切っていきたいですね。

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posted by shebrokeherwrist at 17:28| Comment(0) | 女性シニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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