2019年02月24日

春の足音

 起伏のある有栖川公園のなかほどに小ぶりの梅林があります。
 いまはかれんなピンク色のウメや清楚な白いウメの花が満開。あたりにはかすかなやさしい香りが漂っています。

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 日曜の朝の7時ごろ。
 散歩の途中にSatoshiが梅林を通りかかると、
「ピンク色の花がころんとしていて球みたい。かわいいですね」
「去年はこんなにいっぱい咲いてなかったですよね。今年はとてもきれい」
 ウメの木の下で愛犬を連れた早起きの人が2,3人集まってなごやかに話していたとか。

 早朝のせいか、手袋をしていても手指はまだ冷えてかたくなってしまいます。
 でも、もう体を刺すような冷たさはありません。
 日の出は6時20分くらい。
 もっと日の光が差せばもっと体もほぐれてやわらかくなってくるはずです。

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 十番商店街の道筋には、掲げられたひなまつりのフラッグが風にゆれています。
 豆源のショーウインドウには、かなり前から内裏びなとつるしびなが飾られていて、かわいらしさが目を引いていました。
 
 つるしびなは、花や動物、伝統芸能にちなんだものなど、いろいろな小さなお人形をつるして楽しむ、ひなのつるし飾り。健康や良縁などを祈願するそうです。

 いろんなところからはやい春の足音が聞こえてきます。

 以前はもの想う秋がお気に入りでした。
 いまはいろいろなことがあって、すべてのことがまた新しく始まる春がいちばん好きな季節になりました。
 行きつけの花屋さんでSatoshiが選んできたピンクのバラを花びんにさし、巡りくるおだやかな春を待ちます。

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posted by shebrokeherwrist at 22:10| Comment(0) | 女性シニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月21日

猫のジャンプ、の意味は?

 2月のなかごろ、
「ドイツ大使館の壁がおもしろいことになっていたよ」
 早朝の散歩から帰ってきたSatoshiが言っていました。

 彼はこのところ、けっこうアップダウンのある南麻布の有栖川公園や広尾あたりを歩いています。

 おもしろいって、なにが?
 水曜日の午後、広尾にある本屋さんに行くついでに壁見物に出かけてみました。

 ふだんは、起伏のある有栖川公園の高台の方からだんだんと下りて広尾の方へ抜けて行くのですが、この日は公園に沿って続く南部坂の方へ。
 坂の途中にはもちろんドイツ大使館があります。

 わりあい急な坂を下りているとそのおもしろいものが見えてきました。
 壁に、自在でのびのびとしたタッチのイラストがずらりと並んでいます。
 ドイツ大使館が以前から発信しているという、みんなが楽しめる『今週のドイツ語』です。

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 たとえば、そのなかの1枚は、袋のなかからかわいい子猫が顔を覗かせています。
 画の下に書かれているドイツ語の直訳は、袋に入った猫を買う、です。でもこの言葉は、不注意な客がよく確認せずに買う、そんな場合に使われるそう。

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 猫のジャンプ。
 この言葉は、猫がらくらくと飛んでしまう距離を表わすとか。つまり、すぐそこですよ、そんな意味あい。

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 赤ちゃんがハイハイしている画に添えられているドイツ語は、世界のお尻で、なんです。
 これは、猫のジャンプと違い、うんと遠いところ、辺境の地の意味だそう。なんか、言い得て妙ですね。

 壁画は60枚ほどありました。
 イラストや日本語の説明文はユーモアやウイットに富み、うんうん、そうよね、というような言い回しもあれば、へー、そうなの、えー、どうして? と感じるものもあって、興味を引きます。

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 大使館の隣り、麻布南部坂教会の前を通りすぎるとそろそろ坂下あたり。そのまま広尾橋交差点の方に向かいます。

 広尾ガーデンにある文教堂でミステリーの文庫本を買ってから、商店街のちょっとはずれにあるドイツ菓子専門店、シュロスベッカライへ。ドイツの老舗ニーダーエッガーのマジパンなどを買って帰ります。

 ドイツつながりの壁画とマジパン。
 新しいことも知ったせいかちょっと得したような気分の一日でした。

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posted by shebrokeherwrist at 13:26| Comment(0) | 女性シニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月15日

バレンタインデーのプチ水もれ騒動

 このごろは曇りがちのすっきりしないお天気の日が多いのですが、それでもときおり冬木立のあいだにきれいな青い空が顔を覗かせます。
 
 晴れた空を見ていると明るい気分になります。
 降りそそぐ日の光は少しずつ強まっているはず。
 でも、寒さはまだやわらぎません。

 2月の半ば。
 春を待つ、余寒の日々はもう少し続きそうです。

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 あらっ? 
 この水はなに?

 13日の夜、10時ごろ。歯を磨いていたわたしは、洗面台下の床面に水がじゅわっとにじんでいるのを見つけました。

 洗面台の下には蛇口へとつながる水とお湯の給水管、それと排水管があります。
 扉を開けてよく見てみるとお湯の給水管がぬれていました。接合部のナットあたりから少しずつですが水がしたたっているのです。

 あ、たいへん! 
 水もれだわ!

 そう。水もれといえば、7年ほど前にひどい体験をしています。
 マンションの上の階に住むお年寄りの女性が蛇口を閉め忘れ、シンクにたまった水があふれて落ちて床にたまり、そのたまった水が床下までしみ出してしまったのです。

 水は我が家の水回りの天井をぬらし、洗面所などにつけてある照明のシェードのふちを伝ってポタン、ポタンと落ちてきました。
 壁紙も水をふくんでぼったりとふくらんでしまい……。

 水もれは自分たちも難儀しますが、人に被害が及ぶとたいへんな迷惑をかけてしまいます。

 さっそく洗面台下に収納してある細々としたものをぜんぶ外に出して避難。
 周りや床の水気をふき取ってから、たいへん、水漏れよ、とSatoshiに声をかけます。

「えええ、なに? 水もれ? どこが?」
 彼は晩酌のウイスキーを飲み終えてもうすっかりいい気分。そろそろベッドに、と思っていたところ。

 ほろ酔いながら道具箱を開けてモンキースパナを取り出し、おもむろに上の方にある2か所のナットを締め始めます。

「ちゃんと締めるにはスパナが2つ要る。あああ、水が……。もっとキッチンタオル持ってきて!」

 まあ、ちょっともたつきはありましたが、水もれはだいたい止まったようでした。給水管の下に深めのボールをおいておいたのですが、翌朝 見たら水は1センチくらいたまっていただけですから。

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 14日、聖バレンタインデーの午後。
 やってきた水トラブル修理会社のサービススタッフによれば、配管のパッキンが古くなって劣化したのが水もれの原因、とか。

 パッキンを交換して今回の水もれ騒ぎは無事終結。
 ああ、と一息。これぐらいですんで、ほんとうにほっとしました。

posted by shebrokeherwrist at 21:55| Comment(0) | 女性シニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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