2018年12月29日

思いがけない収穫もありました

 東京は風の強い乾燥した寒い日が続いています。
 とくに朝夕は寒さをひしひしと感じます。

「杖をつきながら歩いているから手袋していても手が寒くて寒くて」
 ぶつぶつ言っているのは早朝の散歩から帰ってきたSatoshiです。コートのポケットにしのばせた使い捨てカイロでかじかんだ手をあたためながら歩いていたそう。

「でも朝の空はとてもきれいだよ。赤い色がだんだんうすくなってきていつもの青い空があらわれる。いまから1日が始まる、って感じだね」

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 平成30年ももうあと2日で終わり。そして平成の時代ももうすぐ終わります。
 2018年.
 今年もいろいろあった年でした。

 年明けに右手首、3月に左手首を骨折したわたしは、初夏のころまでなにも思うようにできない情けなさといらだたしさをかかえていました。

 そんななか、ヒルズのさくら坂へお花見に出かけます。
 そして4月、ブログを始めました。

 わたしは文章を書く仕事をしていましたから、まずは自分がいちばん慣れていることをやりたかったのでしょう。
 右手には腱鞘炎のような痛みがあり、テーピングをしてパソコンに向かっていたのを思いだします。

 ブログに載っている写真とイラストを受け持ってくれたのはSatoshiです。
 芝公園や有栖川公園などを散策しながら、麻布十番商店街を歩きながら、季節感のあるいろいろな写真を撮ってくれています。

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 初めは渋っていたイラストも、このごろはいやがりません。
「わあ、よく描けてる! すごくおいしそうな焼きイモ!」
 とか、なんとか。そんな誉め言葉を聞いて、まんざらでもないようなようす。

 早起きで、日のあるうちに活動をすませてしまう朝型の彼と、静かになった夜から調子が出るわたし。
 もちろん大切にするものの基本的な価値観は同じなのですが、2人の性格や趣味、日々のすごし方はかなり違っています。

 今年は、そんな、我は強いけれども順応性や思いやりがあるSatoshiと、思いやる気持ちはあるものの自己中になりがちなわたしが協力してなにかをつくるようになった年。

 ブログについての会話もはずみました。
 いっしょにわいわいやっているといい感じ。
 今年のうれしい収穫です。

 みなさん、よいお年をお迎えください。

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posted by shebrokeherwrist at 19:51| Comment(0) | 女性シニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月26日

95歳のクリスマスソング

 24日、クリスマスイヴ。

「ジングルベル、ジングルベル、鈴が鳴る……」
 大きな歌声がテーブルの周りに響きます。昔の人らしい、ややふるえるかん高い歌声。

 歌っているのは白髪のボブヘアの95歳のおばあさん。

 もともと整った目鼻立ちですが、このあいだアメをなめているうちについカリッとかんでしまい、前歯が折れていまは訪問治療の歯医者さんを待っている状態。

 口を大きく開けると歯がないのが見えてちょっとトホホな感じですが、本人はテンションが上がっていて上機嫌です。

 歌の好きなおばあさんはSatoshiの母親、Tamiちゃんです。あ、わたしたちは彼女のことを話すときはちゃんづけで話します。

 Satoshiはジングルベルをいっしょに歌っています。
 みなが食べやすいようにローストチキンの身をはがしているのは彼の妹のSakura。
 わたしはサラダを取り分けています。

 これからシャンパンで乾杯!
 家族4人が集う小さなクリスマスパーティーの始まり!

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 Tamiちゃんは、麻布十番から大江戸線に乗って30分くらいで着くところにある実家でSakuraといっしょに暮しています。

 ロシア語を勉強していた義妹は若いころモスクワで暮らしていましたがその後戻ってきました。
 わたしたちもSatoshiの仕事の関係で滞在していた中国から戻ってきてもう10年になります。

 Tamiちゃんは部屋のなかは杖をついて歩けます。ここ4、5年、リクライニングチェアでテレビを見たりしてすごすことが多かったのですが、このごろはベッドで休んでいる時間が増えてきたよう。記憶もかなりおぼろげになってきています。

「クリスマスの歌、まだいっぱい覚えているわよ。きよしこのよる、星はひかり……」
 Tamiちゃんがまた声を張り上げて歌います。
 
 さっき料理の得意なSakuraが、いろいろなものがいちどきに食べられるようにとタラやチーズやホウレンソウやジャガイモやゆで卵などが入った具だくさんのやわらかいグラタンを彼女にすすめたのですが、それどころではないのか、いまは食べたくないのか、まだ口にしていません。

 義妹は、んっ、ほんとうにもうっ、という表情。

 みんなのいろんな思いが交差します。
 家族団らんの時間はあっという間にすぎてゆきます。

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posted by shebrokeherwrist at 18:36| Comment(0) | 女性シニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月23日

2度目の帯状疱疹

 このところ東京はずっと晴れの日が続いていました。
 見上げると青空をおおう雲もうすく、すっきりと清々しい感じです。空気も冷たく乾いています。

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 通りの日向を歩くとやわらかい日差しが心地よかった先週、土曜日の午後。
 わたしはさっき予約した、二の橋近くの皮膚科診療内科のクリニックへと急いでいました。

 木曜日の夜から体の右側の背中や脇の下に少しぴりぴりとした痛みがあったのです。胸のあたりにも重く鈍い痛みを感じます。
 背中に赤いぽつぽつも見つけました。ぽつぽつの範囲は2センチ×3センチくらい。

 症状は5年前にかかった帯状疱疹に似ています。

 帯状疱疹は子どものころ水ぼうそうにかかったことのある人なら、体のなかに潜んでいるウイルスのために誰でも発症する可能性がありますが……。

 でも、帯状疱疹になるのは一生に1度だけじゃなかったの? 

「すぐ診察してもらわなきゃだめだよ。土曜日も開いている医院を探そう」
 月曜日までようすを見てみる、と言うわたしに、Satoshiはとんでもない、という表情。

 いつもついつい夜更かししてしまうし、よい睡眠がとれなくて気がつかないうちに疲れがたまっていたのかも。 
 ただでさえストレスや加齢のせいで免疫力が低下するっていうのに。

「帯状疱疹です。人によっては何度もかかることもあるようですよ。とにかくゆっくり休んでくださいね」
 初めてのクリニックで若い女医さんがいろいろ教えてくれます。

 ともあれ、先回もそうでしたが治療をはやく始めれば軽症ですみます。

 背中の痛さで夜はよく眠れませんし、朝起きたときは胸がひどく痛んだものの、昼間はクリスマスマーケットに出かけたり公園までゆっくり散歩したり、気がまぎれることをして痛みはそれほど気にせずにすごしています。

 木曜日にクリニックに行ったときの診察では、だいぶよくなってきている、とのこと。赤いぽつぽつも広がったのはほんの少しだけ。
 よかった!

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 12月22日、土曜日。
 冬晴れの日は続かず、昼前から冷たい小雨がふってきました。
 冬至です。1年のうちでいちばん昼の時間が短い日です。

 冬至といえば、風邪などを引かないようにユズ湯に入るのが習わし。
 ユズ湯用に、このあいだ会った友だちのみつよさんから彼女の家の庭でとれたユズももらっています。

 この1週間、背中や胸をあたためると痛みがやわらぐのでお風呂にゆったりつかるのがいちばんの楽しみでしたが……。  
 残念ながら半身浴のユズ湯にしました。

 ユズのいい香りを楽しみながらリラックスします。
 あ、せっかく入ったのですから、効き目も半分、ということになりませんように!

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posted by shebrokeherwrist at 15:07| Comment(0) | 女性シニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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