2018年09月30日

麻布いーすと通りのかかしまつり

 9 月の終わりの週末。28日、29日に東麻布かかしまつりがありました。
 東麻布近辺に東北の出身者が多かったことから、本家山形のかかしまつりにならって始まったおまつり。今年で44回目になるそう。
 
  雨がふっていた土曜日、午後4時ごろ。Satoshiとわたしは新一の橋の方から歩いて東麻布商店街へ。地下鉄大江戸線赤羽橋駅のすぐそばです。
 東京タワーが見える商店街、麻布いーすと通りの入り口に着くと、おまつりのシンボル、イルミかかしがお出迎え。

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 さっそく、今年のかかしコンテストにエントリーしている楽しいかかしたちを見物。
 伝説のポケモン、ルギアや、大海原をゆく海賊、ミニオンのボブやくまのプーさん……。今年ならではの作品としてはマイクを持った安室奈美恵さんのかかしもあります。

 かかしは、小学生の子どもたちや、地域にかかわっている大人たちが気持ちを込めてつくったもの、
 なかなかの力作ぞろいです。

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 通りの左右では物産やお菓子などの屋台が。きれいなあめ細工の店は子どもたちに人気です。
 唐揚げチキンや、アユの塩焼き、焼ホタテ、パエリアなど、おいしそうな匂いについ惹かれる屋台も並んでいます。飲みものはラムネ、ビールやワインなど。

 ワインを飲みながらゆっくり見て回ります。
 雨がやや小ぶりになったのでSatoshiはもう傘をたたんでいます。

 横道につくられたメインステージでは女の人が演歌っぽい歌を歌っていました。
 通りのいちばん奥にあるミニステージでもポールダンスなどパフォーマンスが行われているようですが、ちょうどインターバル。味わいのあるアコーディオンの生演奏だけが流れていました。

 通りのなかほどで、短い髪をバンダナの三角巾できりっとつつみ、かわいいエプロンを身につけた女の子がアユの塩焼きを食べている女の人のそばに近づいていくのが見えました。会釈してビラを手渡しています。

 その先にあるお菓子の店では、
「ありがとうございました。またお越しください」
 買いものをしたお客さんに口々にお礼を言う子どもたちの声が。

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 見ていると思わず笑みがこぼれます。
 あいにくの雨にもかかわらず、元気いっぱい通りを小走りで行き来している小学生くらいの男の子や女の子たち。
 おまつりのお手伝いや、遊びに来た子どもたちです。

 一通り回ったので、最後に山形名物アツアツの芋煮を食べました。
 7時台にはもう終わってしまう、地域に根差した素朴な催し、かかしまつり。あたたかく懐かしい感じのするおまつりです。

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posted by shebrokeherwrist at 21:25| Comment(2) | 女性シニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月25日

ヒガンバナと、ほっこり丸いお月さまとお団子

 近くの大通りの道端に、真っ白いヒガンバナ7、8本と真っ赤なヒガンバナが2本咲いていましたが、いまは白い花しかありません。
 誰かが真っ赤な花を摘み取っていったようです。
 この不届き者!

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 9月23日は秋分の日でした。秋分は二十四節気のひとつ。昼と夜がほぼ同じ長さになります。
 秋分の日を中日として、前後の7日間は秋のお彼岸です。

 わたしの肉親はみんなあの世にいます。あの世は西にあるそうですが、この時期は東にあるこの世と通じやすいといわれます。
 心が霊的なものを感じとるのでしょうか。
 以前のことですが、Satoshiは、
「話しかけているとすぐそばにいるように感じるよ」
 そう言ってふっと横の方を見たりするのでドキッとしたことがあります。

 この秋のお彼岸のころにちょうど花を咲かせるのがヒガンバナ。
 ユニークな花のかたちや葉のないそのすがた、アルカロイド系の毒を持つことなど、ミステリアスな雰囲気の花です

 ヒガンバナはマンジュシャゲとも呼ばれますが、サンスクリット語で天上の花、という意味とか。
 白い花が天からふりそそいで見る者のわるい行ないを祓うと伝えられています。
 あの花泥棒も清められるかもしれません。

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 そして24日は、月がもっとも美しい十五夜。中秋の名月です。
 あいにくの曇り空だったのですが、ときおり雲の切れ間から丸い月を望むことができました。
 平成の終わりのお月見。ちょっとしみじみします。

 さて、お月見といえばお供えにお団子が欠かせません。和菓子処、麻布十番庵で買ったお月見団子を15個並べます。

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 お月見団子は真ん丸ではないのが決まりとか。ほんの少しへこんでいたり自然な丸いかたちです。ふっくらつやつやしておいしそう。
 このお供えにしたお団子を食べると健やかになるといわれています。
 やさしい甘さの粒あんや、黄な粉をつけていただきます。

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posted by shebrokeherwrist at 21:09| Comment(0) | 女性シニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月21日

ムンクの『叫び』になる!

 雨がしとしとふっています。
 イチョウの葉っぱやギンナンが落ちて雨にぬれています。あさっては秋分の日ですが、今日の気温は11月上旬くらいだそう。
 ぶるるっ。

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 もうすっかり秋です。
 天高く馬肥ゆる秋、あ、いえ、芸術やスポーツの秋、到来です。

 そう、アートといえば、先日、Satoshiといっしょに有栖川公園の周辺を散歩中に、おもしろいものを見つけました。
 ムンクの『叫び』の背景だけが描かれた壁、です。

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 そこはノルウェー王立大使館でした。
 その壁の前に立ち、あの誰でも知っている叫びのポーズをとればあっという間に名画の世界へ。

 Satoshiに、
「そこに立ってみて。写真を撮るから」
 と言ったら、言下に、
「いやだよ!」
 ふふん。照れてしまうのでしょうか?

 ちなみに、背景の横にあった説明画によると、この『叫び』は叫んでいるのではなく自然の叫びにおののいて耳をふさいでいる、とのこと。

 ともあれ、こんなちゃめっ気のあることをしているのは宣伝のため。
 10月27日から東京都美術館で、孤独や不安、愛と死などをテーマに描き続けたノルウェーの画家、エドワルド・ムンクの大回顧展、『ムンク展ー­共鳴する魂の叫び』が開催されます。

 展示されるのはムンクの作品約100点。テンペラと油彩で描かれた、初めて日本で見ることのできる『叫び』もふくまれているのでムンクの絵が好きな人は見逃がせません。

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 ノルウェーといえば余談ですが……。
 十番商店街の裏手、暗闇坂の坂下あたりにある狭い道に入るとすぐに救世軍麻布小隊(教会)があります。わたしはその前を通りかかると、つい、この夏に読んだ、ノルウェーの作家ジョー・ネスボの推理小説『贖い主 顔なき暗殺者』が頭に浮かびます。

 救世軍のメンバーが殺し屋に狙われ、オスロ警察のハリー・ホーレ警部がその捜査に当たりますが……。
 えぐみのある意外な展開。アルコール依存症で落ちこぼれですが、じつはまっとうな主人公ハリーの人となりがいい感じ。けっこう苦い味わいの北欧ミステリ。

 ハリー・ホーレのシリーズで日本にもファンが多いジョー・ネスボは、昨年2月に来日したおり、ノルウェー大使館でおこなった日本の作家やファンとのトークセッションが評判を呼びました。

 そんなことを思いだしながら、ふたりでぶらぶらと広尾の方へ出ます。
 遠い国ノルウェーが少し身近に感じられます。

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posted by shebrokeherwrist at 21:48| Comment(0) | 女性シニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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