2018年08月31日

まつりのあと

 音が少なくなる夜。
 散歩していると、草むらの方からリーン、リーン、リーンと、震えるようなスズムシの鳴き声が聞こえてきます。

 ひところの酷暑や一転すずしい日を経験したせいでしょうか。日中はまだ汗ばむ日が続いていても気分的には夏もそろそろ終わり。雲のかたち、吹く風など身のまわりに少しずつ早秋の気配を感じます。

 そんな8月末の火曜日の夜分、いつものように十番通りを歩いていたら、Tシャツを着た中年の男性がしゃがみこんでヘラのようなもので店舗の前の舗装ブロックをせっせとこすっていました。

 そばにはビニールのゴミ袋が。彼は地面にべったりくっついているガムなどをこそげ落として歩道をきれいにしていたのです。

 先週の土、日曜日に賑わいを見せた麻布十番納涼まつり。
 若い人たちや年配の人たちが大勢やってきて健啖ぶりを見せていました。

 その納涼まつりが終わったのは、まだ宵の口と感じる人もいそうな夜の9時。
 屋台が並んでいた十番通りはそうそうに清掃のプロの人たちによるあと片づけが始まり、翌日の月曜日の朝にはいつもどおりのおだやかな顔に戻っていましたが……。

 商店街主催、手づくりのおまつりの片づけはそのあとも関係者によって地味に続いていたようです。

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 十番通りやパティオにはピンクと白のちょうちんが連なってぶら下がっています。
 風にゆれているフラッグは9月に開催される麻布十番秋まつりのものに変わっています。
 秋まつりはお神輿や山車が巡行する伝統の祭礼。
 麻布十番界隈はまたぐんと盛り上がります。
 
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 昨日の木曜日はむしむしする暑い日でした。
 買いもの帰りに、すっきりした甘さを求めて、沖縄発、日本や世界の塩専門店、塩屋(まーすやー)へ。雪塩ソフトクリームにシークヮーサー(ヒラミレモン)塩をトッピングしてあっという間にぺろり。
 Satoshiはカップ入りを味わいながらゆっくり食べています。
 
 明日からはもう9月です。
 少しさみしい気がするのは行く夏に心残りがあるせいかもしれません。

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posted by shebrokeherwrist at 03:35| Comment(0) | 女性シニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月26日

2018 麻布十番納涼まつり

「あ、なると屋の若鶏半身揚げがあるわよ!」
 目ざとく見つけたSakuraのうれしそうな声。彼女はSatoshiの11歳年下の妹です。半身揚げは彼女の好物だそう。

 8月25日、土曜日。2人は泡の部分がシャーベット状になっているフローズン生ビール、わたしは苺サングリアを飲みながら、左右に屋台がびっしり並ぶ十番まつりの会場をそぞろ歩いています。
 わたしたちは今夜の宴会のためにおいしい食べものを物色中なのです。

 麻布十番通りの商店街入り口に来たのは5時ちょっと前。
 まだそれほど込み合ってはいませんでしたが、すぐに浴衣姿の女の子たちやカップル、若い人たちのグループや親子連れでにぎわってきました。

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 やがて、屋台で並んで買いものをしているうちに、前の人にくっついて少しずつすすむのがやっと、という状態に。
 もう自分の足元は見えません。

 こんなところではぐれてしまったら、どんくさい、と言われるのはわかっていますから、1、2列前を行く2人の頭、とくにSakuraの麦わら色のふわふわロングヘアーをなんとか目で追いながら歩きます。

 気が利く2人は、麻の布のオブジェがあるベンチあたりにたどり着くころには、ディーンアンドデルーカのパッタイや、目を引いた博多塩レモン餃子、飛騨牛の串焼き、赤身肉のわさび焼きなどをゲット。

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 ついでにベンチの横にある階段をとんとんと上がって、イタリアンの店、サヴォイでピザのマルゲリータを注文。
 ビザが焼き上がるのを待ちながら見るともなしに周りを見てみると、若い人たちが立ったまま、あるいは道路の隅にぺたりと座りこんで、ちぎったビザにかぶりついていました。

 パティオ十番の方では、設置されたステージ10-BANGでいろいろなジャンルのパフォーマンスショーが行われていたようですが、アツアツのピザを手にして気が急くわたしたちに選択肢はありません。一目散に我が家へ。

 帰ってから、おまつりの日の美味いもの、をテーブルの上に並べます。
 用意してあったチーズとナッツとフルーツを添えて、さて、赤ワインで乾杯!
 SatoshiもSakuraもお腹がすいているのか勢いよく食べ始めます。もちろんわたしも。うん、おいしい! 

 そういえば、2年前のおまつりの日、Satoshiは肺炎の病み上がり。会場にいたのはほんの少しのあいだです。そして、家でちょっと飲んだあと疲れたのかすぐに就寝。
 去年は日本酒の利き酒を楽しんだりしていたものの、食べものはほとんど口にしないまま。食欲があまりなかったのです。

 2人はもう2本目のワインを開けています。
 Sakuraは酔っぱらうとなぜかだんだん声が大きくなってからみがちになります。これはいつもと同じですが、受けて立つ今年のSatoshiも丁々発止。一歩も引きません。
 今年の麻布十番納涼まつりはこの2、3年のおまつりとちょっと違います。
 うれしいことです。

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posted by shebrokeherwrist at 22:05| Comment(0) | 女性シニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月23日

すずしい朝の見返り猫

「なあに?」
 振り向いた姿がちょっと思わせぶりな感じも。なかなか美人さんです。ひんやりした地面が気持ちがいいのかずっと座ったままで、人が近寄ってもびくともしません。

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 サバトラと白のバイカラーの毛色の猫はなかなか不敵な面構え。じっと見つめている目は鋭く、ぴんと立った耳が好奇心いっぱいという感じです。

 Satoshiが朝の散歩の途中に出会った猫たちです。
 東京はこのところすずしい日が3、4日続いていました。そんなある日の朝7時ごろ、彼らは、大通りの向こうに三田国際ビルが見える、お蕎麦屋さんやふつうの家々が並ぶ路地でのんびりくつろいでいたそう。

 体つきは丸々としているし、首輪もつけているようなので飼い猫かもしれません。
 それでも日々外の風にあたっている猫たちはどこかりりしさがあります。

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 そういえば、麻布十番界隈では街なかをぶらついている猫を見かけることはあまりありませんが、新広尾公園や東京さぬき倶楽部近くの、お豆腐屋さんや玄関口にたくさんの植木をおいた家や小さなマンションが軒を連ねるあたりには出没しているもよう。

 わたしが夜散歩していると、駐車場に止めてある車の陰で、このあたりに住んでいるらしい黒猫ともう1匹の猫が「フギャアァー」、「ギャアァー」と甲高い声を出してケンカしているところに出くわしたこともあります。

 ともあれ、猫はふしぎな動物です。容姿も動きも美しく人をあきさせません。
 我が家にも以前、ブルーの目が美しいやんちゃな猫がいました。街なかで猫に出会うと、猫といっしょに暮していたころのいろいろな思い出がよみがえります。

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posted by shebrokeherwrist at 11:24| Comment(0) | 女性シニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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