2018年04月28日

手首がかたい!

 先生の指示どおり胸の前で両方の手のひらを合わせようとしますが、手のひらのつけ根がぴったり合いません。合わせようと力を入れると手首あたりがじんと痛みます。とくに右手の方が。
 手の甲同士を合わせることもできませんでした。手の甲を合わせたまま胸のあたりまで手を上げるなんて到底むりです。手首がよくまがらない。スナップが利かないのです。

 わっ、手首がかたくなっている! どうしよう!

 右手首のホネが折れてしばらくたったころ、先生から、入浴のとき湯のなかで手首をやわらかく動かしてみるように、と言われ、びっくりしました。そのあとの診察の際にも合掌や手の甲を合わせる動きのチェックがあり、手首の働きを注意されていたのですが……。
 左手首のケガのあとは、またなにか起きたら、そんな恐れや、痛みなどに気を取られていました。家事をするときもお風呂に入るときもマニキュアを塗るときも手首をがっちりガードしてやっていたのです。

「回復していますが治り方が遅いです。鎮痛剤を2週間分、それから痛みをやわらげる塗り薬を出しますから、それを利用して右手をもっと使うようにしましょう」
 先生の口調が少しきつい感じに聞こえます。
 うーん。内心忸怩たるものがありました。

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 春の風が網代公園の木々のあいだを通り抜けます。
 遊具がある方から子どもたちの掛けあう声が聞こえてきます。
 のどかな午後。わたしはベンチで右手をさすりながら考えます。
 そういえば、さっき診察室で右手をひねりあげられて(!)めっちゃ痛かったわ。でも考えてみると今後なにかをやってあの痛さを感じたとしても、心配しなくてもよい、右手はだいじょうぶ、ってことなのよね。だってひねったのは治り具合がよくわかっている先生なのだから。
 ほっと一息つく感じです。

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posted by shebrokeherwrist at 11:47| Comment(0) | 女性シニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

痛みに過敏になっている?

 今年は季節が急ぎ足ですすんでいるせいか4月初めというのにもう木々の緑がみずみずしくさわやかです。
 4月10日、この日は整形外科の診察日でした。診察を終え、薬局に薬を取りに行った帰りに網代公園のそばを通りかかると、若いお母さんたちが幼児をあやしながら話しこんだり、小さな子どもたちが滑り台などの遊具で元気いっぱい遊んでいました。
 街なかの小さなオアシスで午後のひとときを思い思いにすごす人たち。この時間は公園のベンチはほとんど空いていませんが、この日はタイミングよく座れました。わたしも少しのあいだ憩う人々の仲間入り。そして、これまでのなりゆきをちょっと考えてみます。

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 右手首の骨折からもう3か月ほど、左手首は1か月半弱たちます。
 3月いっぱい、そして4月初めにかけて考えていたのは、もうだいぶたっているのになぜ痛みがなくならないのかしら、でした。
 左手には甲から手首にかけてピリピリした痛み、右手は手首あたりににぶい痛み。朝起きたときはとくにそれが強まっています。
 右手の親指は横の方に動かすとつけ根あたりにグキッと痛みが走ります。ほかの指のも少ししびれているような感じがありました。

 右手親指のつけ根の痛みについては、3月下旬に診察を受けたときの先生の見立ては腱鞘炎でした。書く仕事をしていたわたしにとって腱鞘炎はまあおなじみといえる症状なのですが、これほどひどいのは初めてです。
 Satoshiは、「痛むのはよくなっている証拠だと思うよ」と励ましてくれます。重患のために、強い、さまざまな痛みを体験した彼の言葉には説得力があります。そういえば彼は今も胸のあたりに痛みを感じると言います。痛みは一種のバイタルサインなのでしょう。

「痛みに過敏になっているようですね。痛いから手をうまく動かせない。手首の動きがわるくなっています。もっと動かさなきゃだめですよ」
 診察をうけたとき、先生はそう言いながらわたしの右手を取ってほんの少しひねりました。
ひっ!
イ、イタイッ!
(わたしにとっては、負傷した手を思いっきりギュッとひねりあげられた感じです)

 痛みに過敏? そういえば、痛みが続くと、痛みの原因となったものがなくなっても痛みを消し去ることがむずかしくなり、痛みばかりに気を取られがちになる、そして痛みをよりいっそう強く感じるようになる、そんな話を聞いたことがあります。脳のなかの神経が関係してくるのです。ストレスも痛みに係ってくるとか。
 わたしもそんなふうになっているのかしら? 
 でもこの痛みは現実のものだし……。

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posted by shebrokeherwrist at 11:17| Comment(0) | 女性シニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月20日

その坂を下りて

 春が一気に訪れたような3月初めのあたたかい日。
 一の橋の交差点近くから、車やバスが行き交う大通り、麻布通りを渡って二の橋の方へ歩きます。
 二の橋の交差点から仙台坂の方へ上がってもいいのですが、それではあまりおもしろくないのでちょっと手前の小道を右に入ります。まっすぐすすみ、網代通りを抜けて雑色通りへ。雑色通りを左に折れると、少し先に天然記念物大イチョウで有名な麻布山善福寺が見えます。
 その先にすすむと仙台坂の坂下あたりに出ます。仙台坂は長いわりあいきつめの坂で坂上につくころにはちょっと息がハァハァするときもあります。

そうです。これはわたしの散歩コースのひとつ。このところ散歩はひかえていたのですが、家のなかにいてもバカなことをしでかす自分に対してすごく腹を立てていたわたしは気分転換を兼ねて出かけてみたのです。
 もちろん両手はサポーターでガード。そばにSatoshiもいます。麻布界隈はどっちを向いても坂道だから転げないように目付け役が必要、と言って。

 やっと仙台坂上まで上ってちょっと考えます。ここからまだずんずんすすんで有栖川公園または六本木ヒルズあたりまで足を延ばすこともありますが、それはまあ体調がよいときの話。だいたいは坂上から右にまがって江戸七氷川に数えられた氷川神社の方へと歩きだします。
 氷川神社や西町インターナショナルスクールのそばを通り、道なりに歩いていくとその先は一本松坂です。このあたりのどの坂も、坂上や坂下に坂の名や由来を記した木の杭が立てられています。

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 一本松坂を下ると右は大黒坂、左にあるのは暗闇坂です。
 大黒坂の途中には竹細工の店などがあります。下りていくとパティオの方へ。

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 わたしはいつもオーストリア大使館のある暗闇坂を下ります。車道があるため狭く、ゆるやかにまがっている暗闇坂では上り下りの通りすがりの人がわきに寄って譲り合いながら通ります。

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 坂を下りるとその先は賑やかな麻布十番通り。もう帰り道です。右に折れて、麻布十番のいろいろなお店をのぞき見ながら一の橋の方へ。途中にあるスーパーマーケットでちょっと買いものをすることもあります。

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 ここまでふだんなら35分くらいですが、この日は50分近くかかりました。あまり運動になっていません。
 それでも春の午後の日差しを少し浴びられたし、気分はさわやかでした。


posted by shebrokeherwrist at 18:01| Comment(0) | 女性シニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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